思考のボトルネックを解除しよう!
2008-10-25 Sat 17:46:51
思考のボトルネックを解除しよう!評価:C
コメント:思考のボトルネックとあるが、ボトルネックというのは必ずしも思考に限ったのものではない。本書の最初にも、会社の業績を決定するのは、できる社員ではなく一番できない社員である、なんてことが書かれている。もはや、この一言がボトルネックの本質を表しているのではなかろうか。
ただ、本書の内容は、いわゆる普通のビジネス書とでもいおうか、特に目新しいことはない。とりわけ、思考のボトルネックとして、情報、手法、技能の3つを挙げている。要するに、情報(知識)がなくては成果は出せないし、手法や技能が身に付いていないと成果は出せない。どこか劣っているものがあれば、結局その劣った部分によって人の実力は評価されてしまう。まあ、こんなことは当たり前であろう。
本書
もちろん、小手先のテクニックでもなんでも、その場をしのぐための手法を身につけておいて損はないであろう。しかし、そのことに満足しては、なんかいけなような気がする。
と、若干読んでいてしっくりしない面もあったのだが、どうやって情報を増やすか、どうやって手法や技能を身につけるか、書面の都合上深い部分まで論じてはいない。しかし、参考文献がしっかり紹介されているので、気になる部分はそこで紹介されている本を読むのがよかろう。
小手先のテクニックでも何でもいいから、ピンチを切り抜けるコツを身につけたい人にとっては、いい本かもしれない。いや、本書だけでテクニックが身に付くわけではないのだが、レバレッジをかけるというのがどんなことか、そのイメージだけは分かるんじゃないのかな。ちゃんと、値段に見合うだけの価値はある本だと思います。
あと、それから、何かをやりながら別のこともやりましょう、なんていうのは、その通りだと思いましたね。簡単な例では、掃除をしながら洗濯機をまわすとか、何かの作業中に別のこともやってしまおうっていうこと。マルチタスクのすすめっていうことですが、マルチタスクをできるかできないかで、人の能力は大きく違ってくると思いました。
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