トラブルはないと思う

読んだ本、買った本を記録していきます。読んだ本は、ショートコメント・感想付です。

よみがえる脳

2010-12-29 Wed 09:33:56

よみがえる脳 脳は環境の変化に対応し、何歳になっても、絶えず変わりつづける (サイエンス・アイ新書)

評価:S
コメント:脳に対する常識(?)、、、大人の脳細胞は増えることがない、、、ってウソみたい。

ウソというより、分からなかったことが明らかになってきたようである。要するに、脳細胞が死滅するスピードと新しく作られるスピードの差なんだよな。まあ、年をとるとともに、新しく作られる細胞は減っていくけど、それを衰えないようにする方法があるという。

それは、エクササイズ(運動)

理由はともかく、実験結果は、運動が脳細胞の作成を手助けするということ。さらに、運動は鬱にもいいらしい。適度な運動が、うつ病をなおすということだし。

アマゾンの書評にもあったけど、下手な鬱病の治療法を書いた本よりも、本書のほうが役に立つと思う。

こりゃあ、人にも推薦したいと思う。

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世界は分けてもわからない

2009-10-18 Sun 11:41:57

世界は分けてもわからない (講談社現代新書)のコメント

評価:A
コメント:なんか、パズルのピース(有機的に繋がっていない部分)を読みながら(読まされながら)、最後はなんかうまくまとめられた感じ。自分自身のことが、一番良く分からない。

私の体を構成している細胞のことは、私にも良く分からない。自分の体なのに、こんなにも不思議なことだらけ。ただ、知らなくても困らないのだが。それはさておき、いろいろな知らないことを知ることができた。

グルタミン酸を摂取すると頭が良くなるということの嘘について。グルタミン酸はありふれた物質なので、むやみに脳内には入り込まない。脳で必要なグルタミン酸は脳の中で合成されるのか。なるほど。

コンビニのサンドイッチが長持ちする理由。コンビニの商品は、つい後ろからとりたくなる。その方が新鮮だから。しかし、それは新鮮な毒を摂取することにもつながる。サンドイッチが腐らないのは、微生物にとって毒が盛り込まれているから。そっか、なるほど。

ベストセラーになった、生物と無生物のあいだと同じ著者による本で、なかなか面白かった。アマゾンでの書評も参考になるかな。なかなか高評価でした。

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単純な脳、複雑な「私」

2009-07-19 Sun 06:27:32

単純な脳、複雑な「私」のコメント

評価:A
コメント:面白い、脳というのは面白いものである。そんなことが良く分かる本。著者が母校の高校生に向けて行なった講演内容をそのまま活字にしている。一部、動画のサイト(ケータイでの可)を参照しているのだが、とにかく脳は面白い。

例えば、全く同じ仕事をしている2つの集団があったとき、一方には高額報酬を、もう一方には薄給を支払う。で、どちらが仕事の満足度が高いかというと、後者なのである。そういう話は心理学の話題かと思っていたのだが、脳のつくりによるものらしい。なるほど、ずっと一緒にいる相手を好きになるとか、脳が支配しているのか。いや、よく考えてみれば、心理というものの源泉は脳にあるわけか。

心とは何か、なんだか哲学のような話題だけど、脳を解明することにより分かってくるのかもしれない。何であっても、脳は嘘をつかないというのは、考えようによっては恐ろしい。裁判で使えるようになればいいわけだ。自白の信用性なんて、脳をみれば本当か嘘かが分かる。

面白かったのは、心の痛みと物理的な痛み、どちらも脳の反応する場所は一緒であること。もう一つ、行動しようとする前に脳は行動の準備を開始していること。脳のゆらぎという言葉が、ひとつのキーワードになっているわけだが、ゆらぎ=雑音、のように解釈するとやや本質を誤ってしまうのかもしれない。ゆらぎがあるおかげで、効率的になる部分が少なからずあるからだ。

実際に、物流の世界でもゆらぎを上手に利用することでコストを削減した会社があるらしい。

自由とは何か?意志とは何か?脳を徹底的に解明していくと、答えが見つかるかもしれない。

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ゼノンのパラドックス

2009-06-27 Sat 06:49:02

ゼノンのパラドックス―時間と空間をめぐる2500年の謎のコメント

評価:C
コメント:哲学の本なのか、科学の本なのか?

アキレスは亀に追いつけない、このことは知っていましたが、ゼノンのパラドックスという言葉は、聞いたことがあるようなないような、そんな曖昧な状態だったのでつい手にしてしまった本です。なんか、アキレスと亀が好きな人がいて、気になっていたんですよね。

たぶん、科学の読み物だろうなと思います。ゼノンのパラドックスとは、アキレスと亀の話以外にも、飛んでいる矢は止まっている、だとかそんなやつがあるんですね。そのパラドックスをどのように解明しようとしていたか、そんな哲学的な話から、やがて微積分や量子力学、相対性理論のさわりまで、科学的な話が続きます。

時々、数式も挿入されていて、数式アレルギーの人には向かないでしょう。とはいえ、文章だけ追いかけても内容は分かるはずです。無限の概念とか、微少量の概念とか、ちょっとした面白さもあります。数学嫌いの人は、こうした面白さが分からないのかもしれませんから、途中で挫折するでしょう。

中身は面白い本だと思いますが、文章(翻訳?)が僕には合わなかった。

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地球温暖化後の社会

2009-05-30 Sat 17:07:14

地球温暖化後の社会のコメント

評価:A
コメント:この筆者のこと、私、、、知ってます。えっと、学生時代に僅かではありますが、面識があります。ということで、この本に対する評価が甘くなっているわけではありません。

地球温暖化が進行しているのは、事実です。しかし、その原因が何であるか、まだ明確な答えは見つかっていません。大勢の人が、二酸化炭素の排出が原因だと考えているようですが、この本ではその点については、(語弊があるかもしれませんが)どっちでもいいというスタンスです。

地球温暖化の原因が何であれ、後悔しないような対策をするべきだと提唱しています。それは、低炭素社会とでも言いましょうか、簡単に言えば省エネ社会を目指そうというものです。また、地球温暖化の原因が何か、完全に決着がついたとき、この分野における科学の発展はストップするとも述べています。なるほど、原因を追求するために研究するのですから、問題が解決されると同時に科学の発展が止まるという理屈は確かにありえます。

内容は非常に平易です。たぶん、高校生でも十分に理解可能だと思われます。一方的な見解に立つことなく、あくまでも中立の立場で語っているところが、私は好感を持ちました。

amazonでの新品は、今日時点で在庫がないようで、取り寄せに時間がかかるみたいです。7&Yなら在庫あり。しかも、セブンイレブンで受け取るなら、1冊だけの購入でも送料無料っていうのがいいですね。

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クラウド・コンピューティング

2009-05-16 Sat 10:47:32

クラウド・コンピューティング ウェブ2.0の先にくるもの (朝日新書)のコメント

評価:A
コメント:正直に言うと、僕はクラウドって何のことかサッパリ分かりませんでした。

で、この本を読んで、ああそういうことかと、納得してしまったわけです。要するに、ネットを通じた向こう側に必要な情報を置くということ、それがクラウドです。ん? こんな説明では分からない? 分かる人には分かると思いますが、詳細は本書を読めばすぐに分かると思います。

これなら、素人でも分かるだろうっていう書き方なので、少しでもコンピュータを触ったことがある、メールを使ったことがある、っていう人には十分理解できるかと思います。いくらなんでも、これからコンピュータを触るっていう人には、、、分からないでしょうが。

で、僕の感想。クラウドって、そんなに新しい技術じゃないんですよね。それは、本にも書いてあった。そもそも、コンピュータっていうのは大型のホストコンピュータがあって、皆がそれにアクセスしていた時代があったわけです。それが、個々のPCで処理するメリットが生まれ、そしてまたネットの向こう側を使う。なんか、古きものを見直すっていうのか、そんな流れにあるような気がします。

とにかく、そういう流れに拍車をかけたのが、グーグルみたいですね。いやはや、グーグルって恐ろしい集団だよ。あ、これはいい意味の恐ろしさね。

と、なかなかいい本だと思いました。

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動的平衡

2009-04-19 Sun 20:08:10

動的平衡 生命はなぜそこに宿るのかのコメント

評価:A
コメント:面白かった。この著者の本は、生物と無生物のあいだ (講談社現代新書 1891)っていう本が面白かったので、今回も新たに購入した。

それにしても、生物って不思議。面白かった点は3つかな。

まず、大人になると同じ一年でも子供の頃より短く感じられるという点についての解説。体内時計によって説明していました。ふむふむ、細胞の動き、これが子供の頃は活発で大人になると緩やかになる。それで、同じ物理的な時間でも感覚が違ってくるのか。納得。

第二の点は、ダイエットに関すること。どうして脂肪がつくのか。そして、同じカロリーを摂取するにしても、一度に食べるより分散した方が脂肪はつきにくくなるという解説。インシュリンをどうやってコントロールするかっていう話、ためになった。

そして三つ目、人間が消化吸収するときには、分子レベルまでタンパク質というかアミノ酸を分解するということ。なるほど、そう考えると巷でもてはやされている宣伝は、学術的には嘘になるわけか。うーむ、無知であることは恐ろしい。

後半は、生物と無生物のあいだ (講談社現代新書 1891)で書かれていたことと、かぶっているような気もしましたが、細菌やウイルスのこと、ミトコンドリアのDNA、豚に心はあるか、なんていう話題は興味深かったですね。

S評価にしようと思ったけど、近頃小説ばかり読んでいるので。。。三島由紀夫の感動に比べると、ちょっとインパクトが足りなかった。この本(動的平衡)生物と無生物のあいだ (講談社現代新書 1891)は、あわせて読みたいですね。

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30日で夢をかなえる脳

2009-02-21 Sat 20:45:08

30日で夢をかなえる脳 自分を変えるなんて簡単だのコメント

評価:B
コメント:脳は、非常に柔軟性が高い。だから、30日何かを続けていると、脳が変わるというらしい。例えば、ジョギングを毎日続けていると、しばらくしてジョギングせずにはいられなくなる。これは、脳が変わったからだという。

ほかにも、リハビリというのは、脳を蘇らせることだともいう。

いろいろ、脳について面白いことが書かれている。

タイトルの付け方をみて、30日で自分が変わる方法を知ろうとしても駄目である。どうやったら30日で自分が変わるかなんて、そういう方法は書かれていない。書かれていることは、繰り返しになるが、脳は柔軟な組織であるということ。そして、脳とはどんな組織であるか、ということだけである。

自分を変えるということは、脳を変えるということに他ならない。ということは、脳の仕組みを知っていたほうが、自分を変えてみたい場合には有利となろう。

非常に興味深かったのは、うつ病とは精神的な疾患ではなく、脳の病気だということである。だから、うつ病に大してカウンセリングも大事かもしれないが、投薬治療が非常に効果があるらしい。脳内にある、何らかの物質が過剰だか不足だかで引き起こされるのが、鬱病だという。

これは、非常に役立ちそうな知識である。

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